東京近郊で、MGB mk-1にお乗りの、TROLLさん(仮名)から頂いた、「トラブルカルテ」です。トラブル歴はかなり長い?
Contents
Percolation(パーコレーション)
ヘッドライトロービーム未点灯。
ストップライト未点灯
燃料タンクからのガソリン漏れ
ヒーターの故障
ディストリビューターのポイント磨耗
右写真:MG-DAYにて。患者本人です。
1964、RHD
No.1:Percolation(パーコレーション) 症状:走っていると突然エンジンが不整脈を起こし、場合によってはストールする。 対策:
予防として、対策の1)&2)があるが完全ではない。(MK-1にはエンジン直結のプロペラはあるが電動ファンは無い)現在、両対策を施すことによりパーコレーションは発生していない。しかし、真夏日にボンネットを開けると、まだエンジンを掛けてもいないのにフューエルフィルター内のガソリンが沸騰していたりする。 |
No.2:ヘッドライトロービーム未点灯。 症状:ロービームライトが点かない。
|
No.3:ストップライト未点灯 症状:ストップライトが付かない。 対策:新品のストップライトスイッチに交換(&ブレーキサーボ除去)
しかし,まあ大概は問題無い。とあるショップでこのスイッチを交換した。が,後日,後ろを走っていた友人が「止まるときブレーキを踏まないの?」と変なことを言うので見たところ,思いっきり踏み込んでやっとライトが点いた。別なショップに行って,調べたところどうも別の車用らしい。交換したが点かない。 原因は交換の際,オイルを結構抜いたことによる。普通なら問題無いはずだが,この車にはオリジナルに無い,しかも得体のしれないブレーキサーボが付いていて,更に悪いことにこのサーボの付け方がどうもおかしいようで,一度オイルを抜くと空気抜きがうまく行かないのである。もっとも,このサーボを付けようとするとスペースの関係でこうなってしまうのだが…。そこで,サーボを外し,スイッチを交換。その結果,軽く踏み込んでもストップライトが点くようになった。 (後日、MG−DAYにて、他のMK-1オーナーから自分の車にも得体の知れないサーボが付いていたとの話を聞いた。日英自動車による輸入車は皆そうなのか?) |
No.4:燃料タンクからのガソリン漏れ 症状:燃料を計るためのTankUnitを燃料タンクに固定するためのネジから漏れる。 対策:ネジにシールテープを巻き、締める。(その後、シールテープでも漏れが出ることが判明。現在、漏れの原因となるネジとTankUnit周りをエポキシで固めた結果、1月経った今も漏れは無い。)
|
No.5:ヒーターの故障 症状:ヒーターからの風が最大にしてもほとんど無い。(風量切り替えスイッチ)を回しても風量に変化が無い。(吹き出し場所変更スイッチ)を回しても変化が無い。 対策:ヒーターアッセンブリの修理とヒーターモーターの交換を行った。
ヒーターアッセンブリはボディーの中で一番錆びやすいところ。今回,外したところ,錆びだらけで,砂と錆が混じった物が堆積していた。また,誰が入れたか5cm位の石が3個ほど入っていた。ヒーターアッセンブリはいずれ新品に交換する予定。 |
No.6:ディストリビューターのポイント磨耗 症状:アイドリング低下。そしてエンジンストール。 対策:ポイント,コンデンサーの交換。
|
|
|
|
|
|
|
Copyright MGB on the WEB |