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from the MGB OTW BBS
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■アイドリング不調 |
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TITLE:アイドリング不調 |
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TITLE: re: 整備状況は? 投稿者:お世話係1号 整備状況としてはどんなもんでしょう? |
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’ | TITLE: re:アイドリング不調 投稿者:ロン お世話係1号様、レスありがとうございます。 この車は、昨年、7〜8年、倉庫(納屋)に眠っていたのを貰いうけ、自分が整備して、ユーザー車検です。 そのような訳で、MG系のショップとの付き合いは、まったくないのですヨ。 それに、地方(うちは愛知県の田舎です)の修理やサンでは、嫌われますよネ。 整備状況ですが、今までに交換したところは、点火系では、バッテリィー・デビスキャップ・ローター・ポイント・点火コイル・コンデンサー・プラグ・プラグコード、燃料系では、フェルフィルター・キャブはオーバーホールセットを使って、全部のガスケット、フローターの下の金属のプラグ、キャブの下の蓋にあるプラスチックの栓?ニードルのオーリング(オーリングは、変えてません、特殊工具がなったもんで)そんなもんかなぁー 不具合の状態ですが、クラッチを踏むと回転が下がります。(200回転から300回転ぐらいの幅で)アクセルを少しでも踏んでいると、全然、下がりません。 ブレーキは踏んでも下がりません。 止まっていても、走っていても、アクセルオフのときに、クラッチを踏むと下がります。 追伸 エンジンの掛かりが悪いのは、色々調整しながら走ってますので、バッテリィーが弱ってるのかも知れませんネ。掛かりは悪いのですが、必ず掛かりますので・・・・ |
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’ | TITLE: re:ストロンバーグ 投稿者:お世話係1号 ブレーキを踏むと、サーボある車は回転数が変わるんですが、クラッチですか(^^; OHキットの中に、ダイヤフラム(ゴムの膜)が入ってると思いますがそれは 交換されましたか? Oリングは未交換とのことですが、ダンパオイルを入れて、減らずに残って ますか?多少の減りは吹きこぼれがあるので、しょうがないとは思いますが。 たいていのストロンバーグのトラブルは、このあたりで解消するようですが。 ガスケットも全交換されたようですが、エアは入ってないですよね? 詳しい人に聞いてみますか(笑) この季節、スタートでかかりが悪いのはオートチョーク機構の作動不良が考えられます。 マニュアルチョークキットでマニュアル化したら改善の可能性が。 (BRGさんやJIさんで入手可能かと。米モスから発売されてますので。) ハイコンプ(英国向け)エンジンでも、11Vくらいの弱ったバッテリーでスタート出来ました。 点火時期は取られましたか? PS.燃料はプレミアム(ハイオク)入れてますよね?たまにレギュラーでもOKというショップも ありますが(笑) |
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TITLE: re:ストロンバーグ |
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TITLE: re:アイドリング不調
投稿者:ロン なんと、早速のレス、ありがとうございます。 車検時の排気ガスは、テスター屋さんで、計ってもらいました。 結構絞りましたが、そんなに苦労はしませんでしたよ。 ダイヤフラムは、交換したと思います(あまり覚えてナインですが・・) ダンバーのオイル漏れはありません。「クラッチスラストカーボン」て何でしょうか?(恥”)ソレと、エアの件はどこでしょうか。? オーバーホールした時には、そんなとこは気にしてませんでしたが・・・・ タイミングの確認は、目視ですがCKしてます。そんなに狂いはないと思います。 一応、一番ピストンの上死点のCKから、ポイントの火花のON・OFFまで、CKしました。 ハイオクと、レギュラーの話は、少し痛いです。(最初はレギュラーを入れていて、キャブは、調整出来ないし、やたら、ランオンはするし、気が付くのに少し回り道しました。苦笑”) この程度の回転低下が、大きな問題でないのなら、この状況でセティングしてしまえばいいのですが。(ソレしかないし 辛”) エンジンの掛かりは、別でまだ、色々やることがあると思いますものネ。 |
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TITLE: re:ありがとう、詳しいひとぉ 投稿者:お世話係1号 いつもありがとうございます>BGMさん 「クラッチスラストカーボン」って、一部のBMC系の車は、クラッチのベアリングが カーボン同士の摩擦抵抗を利用してベアリングの役目をさせてます。 対策品というか、後の時代にローラーベアリングのタイプも社外で。 パーツカタログにも2種類出てる所も。(品番末尾記号が違う) (クラッチ廻りやった車は、交換されているケースも多い) 結構抵抗あるもんなんですね。ローラーだと、気にならないような・・・ エアは、ガスケットを挟んだところで、どこ、と言ったわけでもないんですが、 インマニのあたりとか、バキューム系統に隙間あると、アイドルが出づらい と聞いたことが。 チョーク機構は、外貨で言うと、修理キットもASSYもマニュアル化キットも 「さほど」変わらないような・・オートのままでしたら、ASSYがいいのかな。 最近の日本車もプレミアム指定の車にレギュラー入れると、夏場は苦しいのが わかります(笑)補正してるとは言え・・・ノッキングするし(笑) |
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TITLE: re: 投稿者:BGM カーボン補足> スラストカーボン装着車全車に、回転落ちの症状があるわけではないのでスラストカーボンが原因かはっきりしませんが、クラッチO/H時にローラータイプに交換したら症状が出なくなったことが何度かあったので何らかの影響はあるような気がしています。 キャブはテスター屋で調整したままですか?また、調整時はどこで調整していたか分かりますか?エンジンが冷えているときの始動性に問題ありませんか? |
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TITLE: re:毎度さまです。 投稿者:お世話係1号 詳しいひと達ありがとうございます。岩ぞう様のご指摘には、毎度のことながら敬服です。 1978年以降の18Vのアイドルrpmですが、880番台や890番台は850rpmと言うことになっているようです。 840番台の欧州向けですと750rpmなんですが(^^;; 1978年以降の日本向けは、880番台、890番台のどちらかと思われます。 今回のケースでは、最終的には、850rpmを目指して調整した方がいいもんでしょうか? (18V841AEなどの841の部分を指しています。エンジン前側から見て左側のエンジン ブロックにアルミのプレートがリベットで止めてあり、そこに刻印されているはずですが、 リビルトエンジンや、一部の陸運局で登録時に切り取られていることもあります) |
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TITLE: re:(無題) 投稿者:ふじた岩ぞう ありゃま(^^; すんません、間違えていました。。。850rpmが正しい数値ですね。 論理的には850rpmを目指して調整しますが、点火系統を始めとする他の部分が規定値に調節されていない場合、それよりも高いアイドリングで妥協することになりますよね。摩耗やガタ、目詰まりなど、いろいろな劣化ケースが各部に考えられます。 アイドリング回転数が高すぎると、燃焼室のカーボン体積が著しく増えますから、たとえばバルブシールからの圧縮漏れなどを招く可能性が高くなります。そこまでいかなくても、MGBエンジンの燃焼室のバルブ周りは不格好で、スラッジやカーボンが体積しやすい場所がたくさんあり、ホットスポットが出来たら、ランオンなど不愉快な症状が出ますもんね。 そんなワケでアイドリング回転数は、必ずしも低いほうが良いとは限りませんが、何よりもスムースに回転し、クリーンに燃焼させることが肝要と思います。 |
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ストロンバーグキャブ 投稿者:BGM もなかなか奥が深いです。 チョークバタフライではなく、ジェットとニードルでガソリン流量を制御しています。オートチョーク内のカム上のプレートは、スロットルディスクと連動しています。 ファストアイドルジェットってアイドルエアースクリューのことでしょうか? 同年代のストロンバーグキャブも、色々タイプがありますね。大きさだけでなく、制御が異なっていたり。やはり奥が深いです・・・。 |
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ふじた岩ぞうです 初めまして──。おおよその症状が見えてきたようですね。実は先日、このログを見たとき書き込もうと思ったのですが、情報に乏しく推測ばかりになっては悪いと思い、romってました。 ゼニスキャブの不良は、ほとんどの場合がオートチョークにあるようです。 オートチョークはバイメタルスプリングの力と、温水によって制御され、アクセルペダルの踏み込みで作動します。エンジン温度の低いとき、アクセルペダルによってスロットルワイヤーが引っ張られ、それにリンクしたチョークリンケージが動きます。 チョーキングは、チョークユニットのバルブが開かれることにより、サクションチャンバ内の負圧を一時的に高め、ニードルを僅かに引き上げて濃い混合気を供給します。同時にスロットルバタフライを僅かに開きます。 エンジン温度が上がってくると、水温が上昇し、冷却系から引き込まれたホースによって、バイメタルスプリングが暖められます。温度によって張力が変化するバイメタルスプリングは自力で戻り、チョークバルブは元の位置へ戻ろうとします。 その際、バイメタルスプリングに付いているカム状のプレートが一緒に動き、チョークリンケージと同期して動く引っかけ棒がカムの山を乗り越え、ジェットを段階的に元の位置へ戻しています。 ちょっと複雑な仕掛けなのですが、正常に動けばかなり利用価値のあるものですね。 さて、今回のMGBの症状の直接の原因を推測せねばなりません。 「アイドリング時にクラッチを踏むと、アイドリング回転が下がる。あるいは、そのままエンジンがストールする。」ですよね。 直接的には、「アイドリング時に発生する回転トルクが非常に細い」ということが考えられます。 BGMさんが話されたように、クラッチペダルを踏んだ際、スラストベアリングが押され、回転しているクラッチのダイアフラムスプリングが動かされます。スラストベアリングの性能が充分でない場合、クラッチに大きな回転抵抗が生じ、エンジン回転が下がってしまうワケです。 エンジンが正常で、スラストベアリングが正常なら、アイドリング時に発生する回転トルクでエンジンは回り続けます。正確に云えば、スラストベアリングに押しつけられた程度で回転数が下がるほど、回転トルクは低くないのですね。 次に、ロンさんのお話にあったような、他の部位──点火系やキャブ以外の燃料系が正常なら、残るはキャブレターしかありません。中でもゼニスキャブは、オートチョーク機構、固定ジェット+ニードル調節、さらにファストアイドルジェットを備えています。 1)オートチョーク機構の可能性 先述のようにバイメタルがダメになったら、バネは伸びきってまま張力を失い、暖機運転終了後もチョークバルブは開かれたまま(チョーキングされたまま)止まってしまいます。すると、混合気は濃いまま供給され、燃焼室はガソリンだらけ。アイドリング時の回転トルクは著しく低下しますね。回転が速くなると、まず発生トルクがアップしますし、濃い混合気のままでもセッティングはできますから、一見、問題は解消したように見えます。 ゼニスキャブの総合的な空燃比は、固定ジェット+ニードルの高さ調節で行います。高さ調整は特殊工具が必要ですので、もしも未調整だったとすれば、これは勝手に狂いが生じるものではありませんから、無罪ですよね。 チョークの可能性として、もう一つ。 チョーク機構のどこかから空気が漏れて入っていることがよくあります。スロットルバタフライも同じことが云えますし、負圧を利用してキャブへ引き込まれているホースなども、同様の疑いがあります。これらも、アイドリング時に問題を起こし、回転が上がると目立たなくなるケースです。 2)ファストアイドルジェットの可能性 SUキャブと大きく異なる点に、スタート時に役立つ「ファストアイドルジェット」があります。メインジェットよりもインマニ側にある燃料経路で、キャブレターを通過するエアの流速と、ファストアイドルスクリューによって制御されています。 このミクスチャーに誤りがあったら、やはりアイドリング時の回転トルクは少なくなり、不安定になりますね。 修理方法として。 オートチョークを作動させない状態にしてみると、何か判るかも知れません。チョークバルブを動かさない状態でエンジン温度を正常なところまで上げて、テスト走行。それでも症状が消えなかったら、チョーク機構による混合気の不良ではない、と推測できます。 ただし、チョークが利いたままアイドリングを調節していたら、不正確な結果が出ますのでご用心ですね。同じように、アイドリング回転数は、18Vエンジンの標準的な850回転を目指して調節しなければ、結果を判定することができません。 これで治らない場合は、順に上記の部位を調べてみてはいかがでしょうか。 この他、一般的なアイドリング不調の原因として、次のような事が考えられます。もしも心当たりがあれば、そのお話など。 燃料ホース/パイプの微少な詰まり。点火装置のコンタクトポイントのギャップ、ポイント焼け、またはフルトラのトランジスタ。点火プラグ。進角機構の不良。 というワケで、長々と(度々に(^^;)申し訳ありませんでした。m(__)m |
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アイドリング不調 投稿者:ロン 投稿日: 3月26日(金)15時27分11秒 皆様、沢山のアドバイス、本当にありがとう御座います。 感謝“ 諸兄の、メカに関する造詣の深さには、まさに感動ものです。 近況報告です。 始動手順は、アクセルを踏んでオートチョークを効かせます。スロットルレーバーがオートチョークのおへそ(なんていうんですかね?)にお押されて、いるのを確認します。効いているときは、2000回転、二分程度で、チョークを戻します。(温まった段階で、アクセルを、もう一度踏むと戻ります)、チョークが効いてない状態で、アイドリングを1000回転になるようにセットしています。 それで、問題のクラッチを踏むと出る、「アイドリングの低下」の症状は、 1・停車時 クラッチを踏むと、1000回転が700回転強に、走行時も、ニュウトラルにして、クラッチを踏むと同じように下がります。 2・アクセルを少しでもオンすれば、停止時、走行時共に、クラッチを踏んだ状態でも、回転は落ちません。 結果 とりあえず、低下時でも700回転ぐらいあると、交差点のギヤチャンジでもたつくことはありませんし、もちろん、エンストもしません。 しばらくは、これで様子見をしたい思います。 オートチョークは、もう一度バラシテ機構を確認してみます。 完全に理解して、組み付けたわけでないので、・・・・・ 負圧系のホースも一度、全部、取り替えてみる予定です。(どのみち、交換時期ですよネ) 出来れば、その辺で直ってほしいと思います。 クラッチや、圧縮比の事になると、私では、「まだ、まだ」手がつけられない処ですので。 皆さん、本当にありがとう御座いました。 |
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