チャックイェーガーズ エアーコンバット Gen . CHUCK YEAGER'S AIR COMBAT ■恐らくsys7.0以降。KT7.1なら問題ない。sys6.0.7あたりでも大丈夫か? ■往年の、名フライトシミュレーター。最近では、店頭では見かけなくなったが、かっては、2プレイヤーの対人対戦が可能なこともあり人気を誇った。同シリーズは、DOSの世界でも多く出されている。 How to Buy ■最近は、EAの、TOP TEN PACKというベストCD-ROMで入手可能である。または、ソフマップ等で中古で探すのもいいだろう(というよりこちらをお薦め)。但し後述する理由で中古で買う時は、英語版を買った方がいい。 ■かの超音速実験機ベルX-1で、世界で初めて音速を超えたチャック・イェーガー将軍がダシになっている。本当に監修したのかどうかは不明だが、時々喋ってくれるアドバイスは、本人の肉声だ。設定によって、画面の隅に登場し、速度落とせとか、失速してるぞ、とかチェック・シックスなど、よけいなお世話を焼いてくれる。初心者にはとっても親切な逸品だ。 ■WW2のレシプロ機から、ベトナム戦争のジェット機までの6機種に搭乗でき、ミッションもWW2の哨戒任務から、ベトナムでもB-52の護衛まである。 キャンペーン、歴史的ミッション、自作ミッション、テストフライト、対戦モード、がある。 キャンペーンは、各ミッションを生き残るもので、2時間程度で一コース。 ■フライトモデルはかなり甘い。失速時も回復しやすく、スピンに入ることは無い。レシプロ機のジャイロ効果なども当然ない。でも、このシムはそれでいいと思う。 このシムで登場するレシプロ機は、最近のリアル目のシムに比べパワフルで操縦しやすい。一方ジェットは、F86やF4ということもあり、最近の機体を元にしたF/A-18などに比べるとパワーが無く、扱いは難しい。ファントムって、曲がらない、ループも大変。Migの方が乗りやすい(笑) AI機(COM機)は、それなりにタコ(笑) 速度が不足しても、しっかりループしようとして失速している。ただし地面に激突はしないようだ。爆撃機の銃座はまあまあ正確。 フライトエンベロープのグラフを表示しながら飛ぶと面白い。グラフを見た限り一応、そこそこのレベルで数値モデルで処理をしているようだ。 ■いまとなっては、フライトモデル、グラフィックとも見劣りするが、当時は、256色で、多数のAI機がグリグリ動いたのは、驚きだった。銃座を持った爆撃機以外のAI機は、当然タコだが(笑) 68030/25Mhzの、IIciでも快適に動作した。68040であれば、全く文句ないレベルであるが、グラフィックは解像度で640×480までしか対応していない。オブジェクトはそれなり(笑)である。機体のモデルも簡素。 ■コクピットの計器の表現は、お粗末。目盛りが無いので数値が判らない(笑)HUDのように、画面に表示される文字で読むしかない(オン・オフ可能) ■最新バージョンでは、スラストマスター3点セットに完全対応。(ver1.2の英語版)ただ、ラダーはそれほど効かない。 ■対戦機能は、アップルトークに対応なので、回線状況がよければARANSを使ったインターネット対戦も可能である。直接電話対戦ではアップル・リモートアクセスを使う。もちろんローカルトークでも、イーサトークでも快適。フライトシム黎明期はこいつで対戦にはまった人も多いと聞く。 Advice ■日本語版も出ていたが、スラストマスターへの対応を考えると、英語版が良い。アップデーターが出ており、最新版は、1.2。日本語版ではアップデーターは使えない。 Gen . CHUCK YEAGER'S AIR COMBATはErectronics Artsが著作権を有しています。
Electronics Arts(EA)、国内はEAビクター扱い。
All pictures copyrighted by Electronics Arts,1988
System Demand
CPU 68030/25は欲しい。68040/25以上なら超cool。68Kネィティブ(笑)
画面は最大で640×480まで。
■対応デバイス:TM3点セット(ver1.2E)、マウスエミュレートのスティック 。キーボードでも飛べる
Over View
このシムでは、WW2の米独、朝鮮戦争の米北朝鮮、ベトナムの米北ベトナムそれぞれの立場のシナリオが用意されている。
Attention points
Replay
■驚くべきは、リプレイ機能を含む、フライトレコーダーである。様々な方向からや、自機、敵機を3D的に捉えることの出来る。これは感動物だ。当然対戦時も記録できるようだ。ファイルとして作成されるので配布できる。 現代の全てのシムはこれくらい装備して欲しいものだ。
Missions
WW2、朝鮮、ベトナムをそれぞれの立場で飛べる。
歴史的ミッションは、キャンペーンから、ミッションを任意に選ぶ。
自作ミッションは、自分の機体、AI機の種類、機数、高度、状況、強さを選択できる。
テストフライトは、6機のうちから選んでテスト飛行できる。
対戦モードは6機のうちから選んで、相手とアップルトークネットワークで対戦できる。
Flight model
Graphic& Interface
Network
Updataは、#hornet-jpの特別FTPに収録されています。
スクリーンショットの画像の著作権は、Erectronics Artsが保有しています
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